デイサービスで働く
高齢者が心身共に豊かな生活を送るために有効な機能訓練ですが、機能訓練指導員でなくてもそれをサポートしていくことができます。デイサービスの介護士として関わっていくために、必要な能力や資格、働くメリットなどについて紹介します。明るくにぎやかな雰囲気であることが多いので、楽しく高齢者と関わっていきたいと考えている人にはぴったりの職場です。一口にデイサービスと言っても施設によってさまざまな特徴がありますので、転職サイトを利用して自分の希望に合った職場を見つけると良いでしょう。
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向いている人・向いていない人
明るくにぎやかな雰囲気であることが多いデイサービスは、高齢者と楽しくふれあいたいと思っている人にぴったりの職場だと言えるでしょう。また、ほとんどの施設で日中のみのサービスとなっているため、子育て中の人にも最適です。人前で話す機会が多いですが、おしゃべりが得意でなくても笑顔を忘れずにいることができれば問題はありません。1人の利用者にじっくり接する時間を大切にしたい人にとっては物足りなく感じるかもしれませんが、機能訓練やレクリエーションなどを通して自立した生活の支援をしていくことができます。
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求められる能力や資格
決められた時間の中でさまざまなサービスを提供するデイサービスでは、スケジュール管理と臨機応変に対応する能力が求められます。また、コミュニケーション能力も大切なポイントです。しかし必須とされている資格はないため、未経験でも働くことができます。ただし資格の有無によって仕事内容に違いがあったり、資格を持っていたほうが待遇面でのメリットがあったりするので、中長期的なことを考えるのならば資格取得を目指したほうが良いでしょう。まずは誰でも挑戦できる介護職員初任者研修から始めてみましょう。
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- 介護士ができることは
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希望に合う職場を見つける方法
職場を探す上で、ほとんどの人が給与や休日に関する条件を考慮すると思いますが、長く続けていける職場に出会うためには他にも整理しておかなければならない条件があります。どんな雰囲気が好ましいのか、逆にどんなことがストレスになるのか、将来どのようになっていたいのかなど、しっかりと見つめなおして自分なりの軸を作っておきましょう。介護業界は求人が豊富にあるので、その中から自分に合ったものを探し出すのには多くの苦労が伴いますが、転職サイトを利用してプロの知識を借りることで解決できることもあります。
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- 高齢者の日常生活機能維持のために
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どんなメリットがあるのか
デイサービスで働くことの大きなメリットの1つは、働きやすさです。日曜・祝日が休みで夜勤がない施設が多いため、家庭の事情を考慮して働くことができたり、体調面での不安を感じにくかったりする点で働きやすいと評価している人が多いようです。また、利用者だけでなくその家族も支えることができるという点もやりがいにつながっているようです。ただし夜勤手当がない分、入所型施設と比べると収入が低くなったり、運転専門のスタッフがいない場合は介護士が送迎を行わなければならないなど、事前に知っておくべき注意点もあります。
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まずはその目的を知っておこう
何のために行うのか
少子高齢化に伴うさまざまな課題が取りざたされる中、高齢者の心身の健康を維持改善するための介護予防や自立した生活を送るための日常生活機能の維持に役立つとして、機能訓練は注目を集めています。単純に動ける・動けないということだけではなく、どのように生きていきたいかというような目標を持って取り組まれています。
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